HAL_9000

メンヘラクソニートのおはなし

4月3日

本当にお久しぶりの更新です。

ご存知かと思いますが生きています。

ただここを更新できるほどの暮らしをしていなかったのでなかば放置していました。

すみません。

 

僕は2年前から1週間に1日だけ、しあわせな日ができました。

その日だけを楽しみに1週間を生きています。

2年前のあの日が無かったら、正直、今僕が生きていたかは微妙です。

 

1週間に1度、充電をするのです。

 

でもこの2年の間にいろいろなことがありました。うれしいことはもちろん、悲しいことも、寂しいことも、つらいことも。

でも結局、充電をすれば元通りになるんです。また1週間を生きていける。

そうやって繋ぎ繋ぎ生きてます。

もちろんお薬は飲んでますけど。

 

去年の11月だっけ、久しぶりにほんとに死にたくなって腕を切りました。腕切ったぐらいじゃ死ねないけどね。

その時に僕が何気なく「ゴミ捨ててくる」とLINEしたのです。これはほんとに普通にゴミ出しに行く、という連絡だったのですが。

この「ゴミ捨ててくる」を死ぬ気だと思って、平日明日も仕事があるし、雨だって降ってるし、もうお風呂だって入ってるのに、すごい勢いで車を飛ばして僕が死んでないかと泣きながら家に来てくれたあの日、僕を抱きしめながら生きててよかったほんとによかったと泣いているあの人を見た時、僕は「死んじゃだめなんだな」と思いました。

僕はこの人を泣かせるようなことはしてはいけないなと思いました。

 

この人はよく言うのですが「キチハルにはいろんなことを見せてあげたいし、いっしょに体験したりしたいんだよ、ごはんだって美味しいって思ってもらいたい」

 

そんなこと、うちの親は欠片も言ったことねえな。

腕切ったって「またか」ぐらいだし。

 

滅多に人のことは信じないけど、僕はこの人を信じることにしました。

ちょっと頼りないときもあるけど、僕はこの人を掛け布団にして眠るのがいちばん安眠できるのです。僕はこの人の服の匂いが落ち着くのです。

何よりこの僕を2年も見捨てないでいてくれたことにありがとうと言いたいのです。

 

この間ふとあの人は、2年前にあんな形で出会うなんて巡り合わせでしかないよね、と言っていました。ほんとに巡り合わせだとしたら、今までの僕の人生の不幸はこの為のものだったのかもしれません。

 

今年も同じ桜の前で2人で写真を撮ることができました。

来年も撮れますように。

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