HAL_9000

メンヘラクソニートのおはなし

昨日おとんを殺そうと思ったのは

昨日は休廊日で

「足りないもの買いに行かないと」

「やりたい作業もあるし」

「おばちゃんとこ行きたいな」

 

そして第1に

「精神的に休みたい」と思っていた。

 

ここ1ヵ月ほど中途覚醒が酷くて、毎日慣れないことで緊張して、苦手な人付き合いが(知らない人と話したり)あったり、次の納期が決まっていたりで僕のコップが表面張力でパンパンになっている。

煙草も増えた。

このままだと次の納期までに大鬱が来てしまう。この恐怖もある。

双極性障害は「揺り戻し」が必ずあるからだ。

 

そんな中、僕はおばちゃんとこに向かっていた、というか着いていた。

 

突如鳴る携帯。

 

「おまえ、今日休廊日かよ!!!!!」(これは展覧会のハガキにはっきり書いてある)

「今どこにいるんだ!!!!!」

「はっきり物事を言え!!!!!」

「もうええわ!!!!!」

 

覚えている怒鳴りはこれぐらいだけど僕は出だしから既にパニックに陥っていたので恐らくもっと長いこといろんなことを怒鳴られていた。

電話越しとはいえ、僕はこの大きな声で怒鳴られるというのが本当にだめだし(これには過去にトラウマというかPTSDがある)、理解力が少ないので順を追って話してもらわないと意味が汲み取れない。(おとんは僕が発達障害双極性障害なのを知っている。)

 

結局おかんから聞いたらまた例の「自分の体裁」を守る為だったらしい。

 

とりあえずパニックのまま、おばちゃんとこを飛び出して言われるがままの場所に向かった。

今思うとどこで僕が事故ってもおかしくない状況だった。

言われるがままの場所に行き、とりあえずは「おとんの体裁」は守れたのだろう。

 

ただその間、僕は震えと耳鳴り、発汗が尋常ではない状態にあった。

 

用事が済んだらおばちゃんとこに戻ろうかなと最初は思っていたけどHPMP共に0なので家に戻った。

 

それからはひたすら自室で溜まった用事を片付けたり、少し眠ったり(安定剤を多めに飲んでしまったので)して、極力おとんと家の中で顔を合わせないようにした。

 

「このクソ暑いのによくそんな服着てられるな」

ほっといてくれ。腕の傷のことも知らねえのに。

 

怒鳴り声は僕のいじめや家庭崩壊を思い出すトリガーだ。

結局またものが食べられなくなってそのまま眠った。

でもやっぱり中途覚醒

 

もし僕が家を出たとしても、おとんによる不条理な怒りの矛先は僕に向かい続けると思う。

 

やっぱり勢いで殺しておけばよかった。